常に会社やチーム、お客様視点で、自分にできる最善のパフォーマンスを。 FY2023年間MVP・新人賞受賞者のお二人が語る、仕事への向き合い方とは

エムステージグループでは年に1度、最優秀社員に送られる年間MVP賞と、その年の最も優秀な新入社員(今回は2022年4月1日〜2023年9月30日に入社したメンバー)に送られる新人賞があります。今回は、リーダーとしてチームを牽引したFY2023年間MVPの猪狩さんと、スピード感を武器に成果を出しつづけたFY2023新人賞の小寺さんに、日々の仕事にかける思いを伺いました。

株式会社エムステージ
メディカルヒューマンリソース事業部 東京本社 マネージャー

猪狩さん(左)
2017年にエムステージに入社。入社から5年間は、メディカルヒューマンリソース(以降、MHR)事業部において、単発アルバイトの医師を求める医療機関への採用支援をおこなうスポットチームに所属。2022年からは、同事業部において、非常勤医師を求める医療機関への採用支援をおこなう非常勤チームにて、未経験領域ながらリーダーを勤め、2023年に年間MVPを受賞。今年4月からは、東京支社非常勤チームのマネージャーに就任。

メディカルヒューマンリソース事業部 キャリアプランナー
小寺さん(右)
2021年に新卒でエムステージに入社。入社以来、医師の求職を支援するキャリアプランナーとして、定期アルバイトの求職医師を担当。2023年に新人賞を受賞。

――年間MVP・新人賞受賞おめでとうございます!まずはじめに、ご経歴を教えてください

猪狩さん:私は、前職で化粧品会社に勤めていました。全国の店舗の売上チェックや、本部との連携による営業方針の策定、販売企画など幅広く担当していました。化粧品を通してお客様のお悩みを解決することにやりがいを感じていましたが、そういったお悩みを根本的に解決したいという気持ちが強くなり、医療業界に興味を持つようになりました。そこで、これまでのキャリアを活かしながら医療業界に貢献できる仕事という視点で転職活動を始め、エムステージに出会いました。

――お客様へのお悩みを解決したいという思いから、医療×人材という今の業界にたどり着いたのですね。そのような中で、エムステージ入社の決め手は何だったのでしょうか

猪狩さん:決め手は、働く皆さんが生き生きと仕事をされていたことです。また、面接でのお話で具体的に自分が働くイメージが湧きました。”人材”という仕事をするには、やはり”人”が重要だと感じていたので、この方々と一緒に私も働きたい!と強く思い、入社を決めました。

――小寺さんはいかがですか

小寺さん:私は、大学時代のアルバイトの経験から、人材業界に絞って就職活動をしていました。アルバイトは個別指導塾だったのですが、生徒 1人1人に向き合い、目標に向かって並走していくことにやりがいを感じていました。生徒からは、よくご指名をいただいていました!(笑)同時に、人材育成班というチームに入り、新しく入ってくる塾講師の方の教育も行っていました。”生徒指導”という対個人と、”講師育成”という対組織の両面に携わることができたことは、自分にとってとても大きな経験となりました。その経験から、一個人と深く関わり、更には、組織の成長にも携われたらいいなと思うようになりました。

――一個人と深く関わりながら、組織の成長に携わりたい。そのような思いで人材業界を見る中で、エムステージに入社した理由をおしえてください

小寺さん:私が就職活動をしていた時は、1回目の緊急事態宣言が発令された、外出自粛の時でした。世の中が大変な状況になり、自分の将来についてすごく考えさせられた時期でした。様々なものが中止になったり、お店が休業になったり…このような状況でも失われないものは何であるかを考えるようになりました。そこでたどり着いたのが、人々の生活に深く関わる”医療”という業界です。”医療”はどのような状況下にあっても、決して途絶えることはありません。

エムステージの面接は今でも印象に残っています。本当の私を引き出そうとしてくれて、面接というよりも面談に近く、楽しいとさえ思うことができました。

――コロナ禍ならではの考え方ですね。それぞれの思いを胸に入社されたお二方ですが、年間MVP、新人賞を受賞された当時の業務内容を教えていただけますか

猪狩さん:受賞時は現在と同様、リクルーティングアドバイザーとして、医療機関の医師採用支援に携わっていました。入社から5年間は、スポットメンバーとして勤務していましたが、上司からの後押しもあり、2022年から、未経験ながら定期非常勤のチームリーダーを担当させていただきました。定期非常勤での業務を1から学びつつ、チームの個性や状況の把握、成果の向上に取り組んでいました。

――プレイヤーから未経験領域でのリーダーへ。マネジメントをする立場になり、ご自身で変化したことはありましたか

猪狩さん:はい。正直すごく変化があり、学ぶことばかりでした。リーダーとして、チームがどのように動けば良くなるのか、広い視点で考えなければいけません。東京本社の非常勤チームのリーダーではありますが、他の支社の動きを確認したり、どのように発信していけばMHR事業部全体が良くなるかを考え、実行したり。視野を広く持たなければならないことが、プレーヤーの時と大きく異なる部分です。今年からマネージャーに就任しましたので、今まで以上に広い視野をもち、事業部全体のレベルアップに貢献できればと思っています。

――小寺さんはいかがでしょうか。

小寺さん:私は、入社から現在に至るまで、定期非常勤のお仕事を探していらっしゃる医師を担当をしています。希望条件などをヒアリングして、その希望に合うような求人をご提案します。定期非常勤の仕事は、週5での勤務は難しいけれど、この曜日であれば勤務可能であるため、自分の経験を活かして働きつづけたい!という医師の思いを叶える仕事です。そのため、契約した後も別の曜日での勤務を提案するなど、先生とは長いお付き合いになります。

――一個人と深い関わりをする面では、学生時代のアルバイトと通ずる部分がありそうですね

小寺さん:そうなんです!学生時代のアルバイトが、今に活きていると感じる部分が多々あります。長いお付き合いになっていくうちに、その方の本音が少しずつわかり、その本音に寄り添うことで信頼関係を築き上げることができます。この信頼関係をベースにお仕事探しのお手伝いをさせていただく今の仕事に、日々やりがいを感じています。

――今回は、年間MVP・新人賞のどちらもMHR事業部からの選出だったんですね!受賞した時のお気持ちを教えてください

猪狩さん:エムステージグループ創業20周年という節目の年に受賞でき、大変嬉しかったと同時に、様々な方への感謝の気持ちでいっぱいでした。5年間スポットチームを担当し、これからもスポットチームで頑張っていきたいと思っていた私に、当時の上司が「定期非常勤のリーダーにチャレンジしてほしい。」と違った視点で選択肢を与えてくださいました。最初は戸惑いもありましたが、スポットとはまた違う多くの経験をさせていただき、視野を広げることができました。また、非常にありがたいことに、定期非常勤の業務に限らず、様々な部門と連携する機会が増え、新しいことにチャレンジできる刺激に溢れる毎日を過ごせています。あの時、私にチャンスを与えてくださった上司には、感謝の気持ちでいっぱいです。

――別のチームへの異動とリーダー就任が、猪狩さんの可能性を広げるきっかけになったのですね

猪狩さん:はい!年間MVP受賞も私の力だけではなく、チームのメンバーをはじめ、皆さんに支えられて受賞できたと思っています。リーダーと言っても、 定期非常勤のことを最初から分かっていたリーダーではなかったため、チームの皆に色々と教えてもらい、何かあれば相談し、沢山の知恵を出し合いながらチーム作りをおこなってきました。私1人の力ではなく、チームとして受賞した賞だと思っています。

――猪狩さんのお話しを伺っていると、常に相手視点で物事をみられている印象をお受けしましたが、具体的に、心掛けていることはありますか

猪狩さん:そうですね。目標設定1つにしても、数字だけを伝えて「じゃあお願い!やってね」ではなく、その数字が設定された背景や、会社としての狙いなどを説明し、チームの一人一人がしっかり理解したうえで行動に移せるような働きがけを大切にしています。チーム全員が目標を達成することが、今の私の1番のやりがいになっています。そのような状況をつくれるようにサポートし続けていきたいです。

――小寺さんは新人賞を受賞した時の気持ちはいかがでしたか

小寺さん:素直に嬉しかったです。新卒で入社して、色々な先生を担当させていただき、沢山の出会いがありました。時には壁にぶつかることもありましたが、頼もしい先輩方に支えられて成長してこれたと思っています。

――受賞に繋がったと思われる要因を伺えますか

小寺さん:業務に優先順位をつけることで、限られた時間の中でも高いパフォーマンスが発揮できたことを評価いただけたのではないかと思っています。緊急性の高い案件や、医師と病院の双方にとってとても良い案件の際には、特にスピード感と集中力をもって対応してきました。また、効率を意識する中でも、医師と病院の最善なマッチングを生み出すことを第一に考え、決して自らの数字だけに捉われないように意識していたことも要因の一つではないかと思っています。今の私にとって、先生からの感謝の言葉が一番の原動力です。

――お二人のそのような思いが、年間MVPや新人賞受賞という結果に結びついたのですね。最後に、今後の目標を教えてください

猪狩さん:様々なグループ会社ができ、エムステージグループという大きな組織に進化している今、医療業界に貢献できる手段が増えてきていると思います。エムステージのMHR事業部だけでは限られていたことも、グループ会社と適切に連携していくことで、様々な相乗効果を生み出していけるのではないでしょうか。そういった中で、「持続可能な医療」に寄与できる良いサービスを積極的に作り上げていくことが、今の私の目標です。そのためにも現状に満足せず、日々周りから吸収し、自分のものとしてアウトプットできるよう意識しつづけたいです。

小寺さん:2年間医師担当のキャリアプランナーとしてやってきたからこそ、こうした方がより良くなるという現場視点が少しずつ身についてきました。今後は、その経験を活かし、個人だけで突き進むのではなく、チーム全体にも目を配れるようなプレーヤーへと成長していくのが目標です。

――現状に満足せず、次の目標に向けて進み始めているお二人。
お話、ありがとうございました