2018年全社会議で語られた未来

10月19日、エムステージの社員が集う全社会議を執り行いました。今年の開催地は大阪。会場のサンケイホールブリーゼは、大阪支社も入居しているブリーゼタワーにあります。全社会議で、エムステージの社員はどのような表情を見せたのでしょうか。

全社会議の意味

エムステージの全社会議は毎年10月に開催されます。

大切な営業日をほぼ丸一日使うだけでなく、移動が必要な社員のために多額の交通費・宿泊費を使って開催される全社会議。会議後には大規模な懇親会も行います。これらには、全社員が集まり、改めて企業理念や会社のビジョンを皆で再確認することによって、結束力を強化し、意識を高めるという目的があります。

午後4時。会場であるサンケイホールブリーゼに各支社から社員が集まってきました。各自、指定された席に着席していきます。

全社会議は二部構成。前半は前期の業績報告と今期の目標共有。後半は社員表彰です。まずは前半の業績報告・目標共有です。

業績報告・目標共有

各部門長からの発表の前に、杉田社長から会社全体の業績報告がありました。

まず、全社の売り上げ。15期から16期にかけて、21%の増加。当社には、MHR事業部と産業保健事業部の大きな2つの柱がありますが、その両事業部とも昨期から着実に業績を伸ばしています。

日本のGDPが1%増ということを踏まえると、21%増というのがいかに驚異的な数字であるか、お察しいただけるのではないでしょうか。また今期も増収達成したことにより、エムステージは創業期から16期連続で増収を達成したことになります。

この増収背景を語る上で欠かせないのが、2018年日本HRチャレンジ大賞イノベーション賞も受賞した「産業保健事業部」の取り組みです。全社の売り上げ構成比の中でも産業保健事業部の数字は、15期に3%だった数字が、16期には+4%増の7%にまで上がりました。顧客数もただ多くなるばかりではなく、数々の大手企業からお声がけをいただくようになったといいます。

売り上げが増えたことはもちろん喜ばしいことですが、産業保健の重要性に気付く企業が一社、また一社と増え、労働者の健康が守られる社会になっていく過程を見ることも嬉しいことですね。

今後も、「持続可能な医療の実現」と「労働生産性の向上」の2つの大きな意義を果たすべくチャレンジを進める産業保健事業部から目が離せません!

さらにこの場では、「GOAL2020」と題した、2020年までの目標もリリースされました。各部門それぞれに目標が掲げられていますが、MHR事業部と産業保健事業部の両事業で業界売り上げTOP3に入ることも、大きな目標の一つとして掲げられています。

goal2020

そして最後に、社長の総括。

我々エムステージは、世の中に何を提供できるのか。
逆に世の中から、何を求められ、期待されているのか。
このことを、社員一人ひとりが真剣に考え、行動していく必要がある。

上記の社長コメントに心動かされた社員も多かったことでしょう。

エムステージの企業理念は、持続可能な医療の実現。これこそが、エムステージに所属する社員全員の使命なのだということが、よく伝わってきました。

その後も、各部門長から業績報告及び、今期目標の共有・今後の課題・指針共有がありました。社員は熱心にメモを取りながら、そして、時に頷きながら話を聞きます。

MVP表彰

全社会議後半は社員表彰です。今年は「永年勤続10年表彰」に2名、「新人賞」に1名、「年間MVPマネージャー賞」に1名、「年間MVPプレーヤー賞」は1名と準賞1名が選出されました。それぞれ受賞コメントを紹介します。

永年勤続10年表彰

東京支社:皆川さん
この10年、医療機関の求人管理を担当させていただきました。いつもご連絡差し上げているご採用担当の方々は真摯に医療と向き合われています。お忙しい中でも、いつもご丁寧にご対応頂き、学ぶことも多いです。今後も、これまでと変わらず、少しでも社会のお役に立てればという気持ちを持って邁進して参ります。

札幌支社:及川 洋一さん
「もう気付けば10年なんだな・・・」と、しみじみしております。入社当初は、社長に生意気な口をきいたり、反発したり・・・我ながら問題児だったなと思います(苦笑)社長をはじめ社員の皆さんに温かく見守って頂き、勤続10年を迎えられたことに、心から感謝いたします。

新人賞

産業保健事業部:佐藤 香澄さん
この度は、新人賞にお選びいただき、大変嬉しく思っております。この1年半、自分なりに手探り・試行錯誤しながら、そして沢山の方々に助けられながら、業務に取り組んできました。産業保健事業部の皆さまには、言葉では言い尽くせないほど感謝しております。今後も新人賞受賞の名に恥じないよう、より一層頑張ります!

年間MVPマネージャー賞

マネージャー賞に選ばれたのは、永年勤続10年表彰でも登場した及川さん!素晴らしいダブル受賞!!

札幌支社:及川 洋一さん
この賞ができてから、一度もノミネートもされたことがありませんでしたので、ノミネートされただけでも嬉しかったです。MVPに選んでいただき、大変光栄です。私個人に対してだけでなく、札幌支社のメンバーの成長・実績を評価して頂いた賞だと思っています。支社メンバーの皆さん、本当にありがとうございました。

年間MVPプレーヤー賞

東京支社:安藤 真由美さん
年間MVPに選んで頂き本当に嬉しいです。このような栄えある賞を頂けたのも、皆様の支えとお力があったからこそでございます。有難うございます。頂いた賞に恥じないように、これからも精進していきます。

広報:関矢 瑞季さん(準賞)
バックオフィス部門にも光が当たって嬉しく思います。これからも広報力を磨いて会社全体のブランディングに貢献したいです。ただ、正直、「準」はとても悔しい!

表彰では、年間表彰の他に毎クォーターごとに選出している「四半期MVP」の第4クォーターの発表もあり、猪狩 采花さんが受賞しました。

さいごに

社員表彰にて、ある受賞者が「これまで長い間エムステージでの勤務を続けてこられたのは日々の業務の中で“社会の役に立っているんだ”ということを実感できるから」と涙しました。

困っている方の力になったり、社会の中にある問題を解決したりすることを、仕事の喜び(対価)としてもらえることは、働いている人にとっても大きな力になるものなのだと実感します。日本の医療の未来を想う心が、仕事の原動力になり、社員の心を支える。そんなエムステージの価値が再発見された全社会議となりました。