「持続可能な医療の未来」をプロダクト開発で実現するエムステージのクリエイター

エムステージグループのサービス開発を一手に担っているのが、デザイナー、エンジニア、ウェブマーケター、メディア編集者といったクリエイティブ職が所属する(株)エムステージコミュニケーションズです。
「持続可能な医療の未来をつくる」というビジョンを、プロダクト開発の面から実現している制作部門の佐藤さんに、エムステージの開発体制についてお話を聞きました。
■株式会社エムステージコミュニケーションズ 制作部門 マネージャー 佐藤さん
事業会社や制作会社でのデザイナー・ディレクター職を経て、2020年、(株)エムステージコミュニケーションズ入社。ウェブデザイナーとしてエムステージのさまざまなサービスのデザイン制作を担当している。また制作部門のマネージャーとして、エンジニア・デザイナーのマネジメントをおこなう。
――まずは佐藤さんの業務内容を教えてください
デザイナーとしてWebサイト制作におけるビジュアル面を担当しています。
今、メインで取り組んでいるのは、産業保健事業部で進めている健康診断に関連する新規プロジェクトです。事業サイドからの要望を受けて、実際のユーザー導線を意識しながらUI/UXを設計しています。
その他の業務では調整役としてアサインを敷いている案件が多く、制作メンバー全員が参加している医療経営関連の新規サイト構築プロジェクト、クラウド管理システムのエムコネクトのデザインリニューアル、産業保健サポートサービスのサイト改修、『Dr.転職なび・Dr.アルなび』のLP制作などの複数プロジェクトが走っています。
『Dr.転職なび/Dr.アルなび』の改修、リニューアルも予定していて、エムステージの根幹ビジネスであるこのサイトを魅力的にリニューアルすることで、ユーザビリティのアップと事業売上に貢献していければと思います。
――いつもどのようにデザインを考えていらっしゃるのか、興味があります!
ウェブデザインの流れとしては、事業サイドからオーダーをヒアリングして、固めた仕様をワイヤーフレームに落としていきます。ワイヤーフレームは、webページのレイアウトを定める設計図のようなものですね。ワイヤーフレームをもとに、実際のデザインを作成していきます。流行をおさえるために、定期的なトレンドチェックはかかせません。
サイト全体を統一感のある見やすいものにするために、クリックするボタンの形ひとつから、すべてルール付けをしています。

――ウェブサイトだけでなく、ロゴやグラフィックデザインも社内でプロデュースされているのですよね。
そうですね。たとえば、昨年リリースした『医業承継サポート』のロゴは、M&Aの契約締結の握手をイメージして作成しています。
サービスの特徴として、利用者は年齢層が高めだと想定されること、M&Aを安心して任せていただけるような信頼感の醸成が必要なこと、などをふまえて落ち着いた印象やきちんとした印象になるように、文字のフォントにもこだわりました。
――サービスからユーザー像の仮説をたてて、デザインに落としていかれるのですね。佐藤さんは2020年にエムステージに入社されましたが、転職のきっかけはなんだったのでしょうか。
きっかけとしては、事業会社で主体的にやりたいなという気持ちが強くなって転職しました。
当時は制作会社にいたので、クライアントワークでした。オーダーのあった仕事がひとつ終わったら次、また次、という形で、ひとつの事業に入り込んで継続的にやるというものではなかったんですね。そんな毎日を繰り返していく中で、もっとサイト全体に継続的に関わって、成長させていくような仕事がしたいと思うようになりました。
あとは、クライアントワークだとこっちのデザインのほうががいいのにな、と思っていても決定するのはクライントです。事業会社のほうが、意見が通りやすいとも感じました。
――佐藤さんの思う、クリエイティブ人材がエムステージで働く良さ・面白さは何だと思いますか
一番は、転職サイトだけではなく、メディアや管理側のサイトなど幅広いジャンルのサイト制作、運用に主体的に関わっていけるところだと思います。事業部との距離も近くて、チームとしてサイトやサービスを成長させるというインハウスならではのやりがいもありますね。
自由に、のびのびやらせてもらっています。
クリエイティブの責任者としての裁量も大きくて、アイデア次第でいろいろな提案を受け入れてくれるという環境も魅力です。代表がクリエイティブにとても関心のある方のため、成果に対してしっかりと評価してもらえる点もやる気につながっています。
――働き方についてはいかがですか
医療ヘルスケア分野の企業ということもあって、生産性を大切にすることや健康的な働き方を推奨しているので、働きやすい環境です。 週に2日程度はリモートワークにし、残業もほとんど していないです。
今は新型コロナで制限もありますが、終業後や休日は十分な時間があるので、プライベートを大切にできています。

―一緒に働く、制作部門のメンバーについても教えてください。
わたし以外にフロントエンドエンジニア1名、バックエンドエンジニア1名、デザイナー1名の計4名の体制です。
全員が豊富な経験をもっているメンバーばかりなので、マネージャーとしては週1回のMTGでメンバーのかかえている案件を確認して、負荷が偏らないように調整しつつ、それぞれのスキルが活かせるようにアサインしています。
――2019年10月に制作部門はエムステージからエムステージコミュニケーションズに分社化し、制作部門の体制を整えてきました。今後の構想について教えてください。
今は一部外注も利用していますが、エムステージの制作を内製化していくのはもちろん、人員体制を強化して、より大きなプロジェクト・多様な案件に関わっていけるようになりたいと考えています。
また事業サイドから、自院のサイト作成に困っていらっしゃる医療機関さまの相談を受けることもあるので、エムステージのクライアント課題に制作の面からも積極的に応えていける体制を構築していくのが現在の目標です。
――お話ありがとうございました。
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